2018年6月10日

形のない空間

形のない空間にいつも魅入られる。
かなり以前からカタチとなる寸前で絵を描くときは手を止めてやめる。絵画らしさ、という構成のようなものが無意識と意識の間で葛藤を起こす。そしてそこで手を止める。それが何なのかわからない状態で投げ出される。しかし時間が経つと、そこに何か浮き上がり出す。大体そのようなことは忘れたころに現れる。